リハビリテーション科
ご挨拶
リハビリテーション科の方針としては、突然生じた病気や障害などで不安になられている患者様の悩みを共有することを念頭に置き、主訴、生活環境、機能を統括し、個別性を踏まえた質の良いリハビリテーションを提供していけるよう心掛けております。
スタッフは各々に専門性の高い知識・技術を習得しており、PT9名、OT2名、助手2名で構成されています。平均年齢は30代前半であり経験年数は新人からベテランまでバランス良く在籍しております。 現在、力を注いでいる事として「摂食・嚥下・リハ栄養」が挙げられます。歯科医師と栄養士、看護師と連携し対象となる方の栄養状態を把握しリハビリテーションを実践しております。
【施設基準】
- 運動器リハビリテーション(Ⅰ)
- 脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅱ)
- 呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)
リハビリテーション対象患者概要
当院では、外来・入院患者様のリハビリテーションを実施しています。理学療法の対象者は主に運動機能が低下した人々で、そうなった原因には様々な誘因が挙げられます。病気、けがはもとより、高齢や手術により体力・筋力が低下した方々などが含まれます。
運動・動作の専門性を生かし、福祉用具の適用相談・退院前の事前相談なども実施しております。
リハビリテーション室案内図
疾患区分
外来 疾患内容
入院疾患区分
在宅復帰率
スタッフ紹介
理学療法士 田中 大智
理学療法士9年目 藤リハビリテーション学院卒
皆様こんにちは。理学療法士の田中です。私の理学療法士としての目標は、スタッフや患者様に対し初心を忘れず謙虚な姿勢で日々の業務を行っていくことです。日々、反省する事が多いですが、患者様が少しでも良くなっていると実感して頂けるように頑張りたいと考えています。また、当院での社会経験を通じて理学療法士または人として成長していけるよう精進してまいりたいと思います。よろしくお願いします。
作業療法士 山本 久美子
作業療法士16年目 吉備国際大学卒
私は他の医療機関にて急性期・回復期の経験を経て、当院に入職しました。
銚子市立病院では、地域の病院としての役割の中で、地域の基幹病院との医療連携や、市内の介護サービス事業所との連絡など、患者様の疾患の回復段階に応じた介入内容について、日々勉強しながら取り組んでいます。
入職した当時、作業療法部門は開設時期だったので、作業療法に必要な物品や環境について、理学療法士の先輩方のご協力のもと準備を進めてきました。今後は作業療法の専門性を治療に活かしていけるよう頑張ります。
教育制度・新人研修
教育制度
当リハビリテーション科では新人スタッフ向けの研修はもちろん、スタッフ全員が各自の目標実現やスキルアップのために、自主的にさまざまな研修や勉強会に取り組み参加しています。また、医師から超音波検査の指導を受けることもでき臨床ですぐ使える知識・技術を取得することもできます。当院では外部講習会への参加費用を補填する制度もあり、様々な専門的な資格を取得することが可能です。
その他にもチーム医療を実践するために、医師や看護部などの他部署のスタッフが参加する研修・勉強会もあります。
院内勉強会
伝達講習、症例検討(毎月1回予定)
他職種との合同勉強会
院外勉強会
銚子リハビリテーション研究会
自主的な院外勉強会への参加支援
新人研修
学生にむけて
齊藤 未来(令和2年4月入職 経験年数1年目 理学療法士 城西国際大学卒 )
入職した当初は分からないこともたくさんありましたが、先輩方が常に気を掛けてくださり、指導をしてくれたおかげで慣れない仕事も不安なく始めることができました。これも少人数だからこその利点だと思います。現在も可能な限り1人の入院患者様を2人で担当する体制が整っており、相談しやすい環境になっていると思います。
私は入院患者様を担当しており整形疾患が中心となっていますが様々な症例を経験できます。また、整形疾患のオペもはじまりオペ前から退院まで患者様のリハビリに関われることが当院の魅力のひとつだと感じます。月に1回~2回院内での勉強会もあり、新しい知識や技術を習得し、自身の治療技術の向上を目指しています。
最後に土・日・祝日、その他特休もありプライベートも充実できる環境が整っています。